保育園で働く看護師の仕事内容としてあるのが、園内の衛生状態を清潔に確保できているかチェックする事です。子供が利用する廊下、水回り、トイレなどの衛生状態を清潔に保つ事は重要です。そのため、看護師は定期的にチェックをして、衛生的でない場合は指導・改善する事が求められます。他には園児の日々の体調をチェックする事も仕事です。子供達を毎日観察しているといつもと様子が違うときがあります。些細な違和感に気づくと、大きな病気などを防ぐきっかけになります。しっかり見ていないと気づかない事もありますので、園児一人ひとりといつも接する事が大切です。園児の変化などに気づいたら、保護者への連絡やアドバイスをする事も仕事です。
また、園で行われる健康診断や歯科検診の補助や準備も行います。健康診断や歯科検診は外部からお医者さんが来る事が多いです。園に来てからスムーズに検診ができるように準備をする必要があるのです。さらに、健康診断が終わった後には保護者へ報告をします。診断の結果を元に子供の健康に影響しそうな事を保護者へアドバイスします。もう一つ仕事としてあるのが保健指導です。食中毒、インフルエンザ、ノロウィルスなどの感染症予防に関する保健指導を行います。園内で感染症を広めないために取れる策を保育士や保護者に解説する仕事です。子供達を守る重要な事なので、できる事は全て行う必要があるでしょう。手洗いやうがいの徹底などは看護師が指導する基本的な事です。